桜の種類

山桜(ヤマザクラ)と里桜(サトザクラ)


桜の種類は、自生の山桜と栽培種の里桜の2つに分類されます。山桜には、「山桜(ヤマザクラ)」、「大山桜(オオヤマザクラ)」、 「大島桜(オオシマザクラ)」、 「霞桜(カスミザクラ)」、「江戸彼岸(エドヒガン)」、「豆桜(マメザクラ)」、 「高嶺桜(タカネザクラ)」、 「丁子桜(チョウジザクラ)」、 「深山桜(ミヤマザクラ)」の9種類があり、一方の里桜は山桜の自然交配や鑑賞を目的とした園芸用に開発された品種をさし、有名なものに染井吉野(ソメイヨシノ)があります。その里桜の種類は300以上あるといわれています。
(写真:長野県・飯綱高原/山桜と白樺)


山桜の種類と桜の花の色
山桜(ヤマザクラ)白色から淡紅色
大山桜(オオヤマザクラ)紅紫色
大島桜(オオシマザクラ)白色
霞桜(カスミザクラ)白色または紅紫色
江戸彼岸(エドヒガン)微紅色
豆桜(マメザクラ)白色から微紅色
高嶺桜(タカネザクラ)白色から淡紅色
丁子桜(チョウジザクラ)白色または微紅色
深山桜(ミヤマザクラ)純白


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桜の種類・花の大きさ

桜の種類・花の大きさ

桜の花びら

桜の花の大きさを表す表現には、花経が2.5センチ以下のものを小輪、花経が2.5~3.5センチのものを中輪、花経が3.5~6センチのものを大輪、花経が6センチを超えるものを超大輪とよび4段階に分けられます。<写真:山桜(ヤマザクラ)>



花の大きさ
呼び名
花径
主な品種
小輪2.5センチ以下江戸彼岸(エドヒガン)
中輪2.5~3.5センチ山桜(ヤマザクラ)
大輪3.5~6センチ大島桜(オオシマザクラ)
超大輪6センチ以上

桜の種類・花びら(花弁)

桜の種類・花びら(花弁)

桜の花びら日本の多くの桜は染井吉野(ソメイヨシノ)ということもあって、私たちが普段見かける桜は、一重の桜が多く、花びらの枚数は5枚が基本ですが、豆桜と山桜の雑種といわれる冬桜の一種、十月桜(普段桜などともよばれる)の花びらは4枚から5枚で、4枚花びらを持つ桜もあるそうです。 八重は、花びらが重なったように咲き、二重咲きなどともいわれ、一重と八重の中間の桜が半八重とよばれます。また豪華な印象を持つ菊咲き(菊桜)には、日本を代表する名桜に多く見られます。<写真:染井吉野(ソメイヨシノ)>

花びらの種類
呼び名
枚数
主な品種
一重 5枚 染井吉野(ソメイヨシノ)、大山桜(オオヤマザクラ)
半八重 5~10枚 有明(アリアケ)、思川(オモイガワ)、衣笠(キヌガサ)
八重 10~50枚 関山(カンザン)、白妙(シロタエ)
菊咲き 50枚以上 梅護寺の数珠掛ザクラ
大村神社のオオムラザクラ
兼六園の兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)

桜の種類・花の開花

満開とは、花が100%咲いた状態と思いがちですが、気象庁では、「花芽の約80%以上が開花した状態」と定義しています。桜の開花状況の表現には、蕾(つぼみ)からはじまり、咲き始め、3分咲き、5分咲き、7分咲き、満開(=8分咲き)、散りはじめなどがあります。また葉桜は、桜の種類により異なりますが、葉、花の順に咲く桜については、桜の終わりを意味します。


桜の開花状況
段階
花の状態
山桜(ヤマザクラ)
1
蕾(つぼみ)
2
咲き始め
3
3分咲き
4
5分咲き
5
7分咲き
6
満開(=8分咲き)
7
散りはじめ
8
葉桜(=終わり)


桜の開花時期
開花時期
桜の品種
二度咲きの桜冬桜(フユザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)、
子福桜(コブクザクラ)、四季桜(シキザクラ)など
早咲きの桜寒桜(カンザクラ)、寒緋桜(カンヒザクラ)、
豆桜(マメザクラ)、江戸彼岸(エドヒガン)、
枝垂桜(シダレザクラ)など
遅咲きの桜霞桜(カスミザクラ)、深山桜(ミヤマザクラ)、
兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)などの菊咲き
遅咲きのサクラ普賢象(フゲンゾウ)、関山(カンザン)など


桜の種類・樹形

桜の種類・樹形のいろいろ

桜の樹形桜の木は、丸い平らな樹冠を作り、枝は斜上する樹形のものが多く見られます。その樹形には、箒状、盃 状、広卵状、傘 状、球状枝垂状などがあります。同じ種類であっても、それぞれ木によって違うことがあります。<写真:山桜(ヤマザクラ)>


桜の樹形
呼び名
主な品種
箒状・円柱状天の川(アマノガワ)
盃 状寒桜(カンザクラ)、関山(カンザン)、普賢象(フゲンゾウ)など
広卵状寒緋桜(カンヒザクラ)、一葉(イチヨウ)など
傘 状江戸彼岸(エドヒガン)、大島桜(オオシマザクラ)、染井吉野(ソメイヨシノ)など
球状子福桜(コブクザクラ)など
枝柳状・枝垂状枝垂桜(シダレザクラ)、八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)など

桜の種類・巨木や高木

桜の種類・巨木

桜巨木名桜などでよく使われる「巨木」という表現があります。これは地上から1.3mの高さで幹周りが3m以上あるものをいいます。また1.3mの位置で、二本に枝分かれしている場合は、それぞれの幹周りを足したものが、3m以上あるかどうかで判断します。
巨樹になる桜の木の多くは、長命の江戸彼岸(エドヒガン)です。日本で一番古いと言われる「山高神代桜(山梨県)」の樹齢は、2,000年です。

桜の種類・高木

桜巨木同様に、名桜などでよく使われる「高木」という表現があります。高さについては、5mと10mを基準として、10mを超えるものを高木、5m以上10m未満のものを小高木、5m未満のものを低木といいます。



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