白子不断ザクラ(しろこふだんざくら)
白子不断ザクラ(しろこふだんざくら)
江戸時代からの古い名木、白子不断桜は、鈴鹿市の安産や子育て、子授かりのご利益があることで知られる高野山真言宗の観音寺(通称:子安観音)にあります。ご本尊は「白衣観世音(びゃくえかんぜおん)」で、その昔、鼓ヶ浦の海の中から赤ん坊に背負われて現れたので、堂をつくり安置したと言い伝えられていて、仁王門は県指定文化財となっているお寺です。また白子不断桜は、子安観音寺の霊木ともなっていて、ここでお護符をいただくと、その包みの中に桜の葉が一枚入っていて、葉が裏だと「男の子」表だと「女の子」が産まれるといわれています。
白子不断ザクラは樹高6.0メートル、里桜(サトザクラ)の一品種で、白色一重の5個の花弁の花が咲き、山桜(ヤマザクラ)と同じように花と葉が同じ時期にあり、真夏以外の四季を通して葉がつき、枝のどこかに花をつけることから不断桜(ふだんざくら)とよばれ、桜の見ごろは10月下旬から4月上旬までと長い珍しい桜で、不断桜の原木として大正12年(1923)3月7日に国の天然記念物に指定されています。
・伊勢型紙(いせかたがみ)と不断桜(フダンザクラ)
室町時代からの伝統工芸用具である「伊勢型紙」。ゆかた、友禅、小紋などの柄や文様を着物の生地に染めるために用いられ、白子は伊勢型紙の産地としても知られていますが、伊勢型紙の模様はこの不断桜の虫食いの葉を見て思いついたといわれています。白子本町には型紙資料館もあります。お花見の後にでも訪れてみてはいかがですか。
| 白子不断ザクラ(しろこふだんざくら) | |
| 山桜(ヤマザクラ)の変種 | |
| 10月下旬~4月上旬 | |
| 三重県鈴鹿市白子町寺家3-2-12 子安観音寺 | |
| 観音寺 | |
| 大正12年(1923)3月7日・1,300年 | |
| 白子不断ザクラ(しろこふだんざくら)の情報 |