三波川の冬ザクラ(さんばがわのふゆざくら)
三波川の冬ザクラ(さんばがわのふゆざくら)
7,000本ある三波川の桜は、冬ザクラの名所で、紅葉と桜の花見が楽しめることでも有名です。毎年、春と晩秋から初冬にかけて2回咲くので冬ザクラ、不断桜(フダンザクラ)、などとも呼ばれ、実際には霜の降り初める10 月下旬から咲きはじめ、11月下旬から12月中旬に最盛期となり、その後1月中旬まで咲き続け、雪の降る極寒の季節になって一旦花を終えます。その後春(4月)になると咲き残ったつぼみは再び開花します。この三波川の冬ザクラは、豆桜(マメザクラ)と山桜(ヤマザクラ)の雑種で、果実を付け四季咲性遺伝子をもつ桜とされ、小葉桜(コバザクラ)とよばれることもあります。
1908〈明治41)年、国有林であった虚空蔵山〈593m)が三波川村に払下げになったので山項付近の約5ヘクタールに染井吉野(ソメイヨシノ)の苗木を1000本植えて桜山公園を作ることに決まり、村人たちは総出でサクラを植え、無事公園を完成させました。
しかし数年経つと12月に花をつける木が現れ、その後増えていったことから染井吉野(ソメイヨシノ)の中に冬桜(フユザクラ)が混じっていたことに気づきました。そのサクラも次第に人々に親まれるようになっていき、大正の末期からは毎年12月1日に観桜会が催されるようになったようです。
| 三波川の冬ザクラ(さんばがわのふゆざくら) | |
| 冬桜(フユザクラ) | |
| 11月中旬~12月中旬 | |
| 群馬県藤岡市三波川 | |
| 鬼石町(おにしまち) | |
| 昭和12年(1937)4月17日・91年 | |
| 三波川の冬ザクラ(さんばがわのふゆざくら)の情報 |